サントリー 「レモンジーナ」に続き新製品「ヨーグリーナ」も販売停止

サントリー食品インターナショナルは4月17日、発売したばかりの「サントリー南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」の出荷停止を受けて会見を開いた。(中略)同社は4月1日、予想を上回る注文を理由に「レモンジーナ」の出荷を停止したばかり。立て続けに新商品の出荷を停止したことから、ネット上で”炎上商法”と揶揄されるなど、風当たりは強い ― 東洋経済ONLINE   2015年4月21日 ―


「土の味がする」とネット上で話題になったサントリーの清涼飲料水、レモンジーナ。


「土の味ってどんな味だろう?」と消費者の好奇心を刺激したことで予想外のヒット商品となりました。しかし、あまりに売れすぎたため、レモンジーナは、わずか発売2日目で「安定供給が困難」と販売を一時休止することになってしまいました。


さらに、サントリーは4月17日、発売したばかりの「サントリー南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」も「供給量自体がまったく追いついていない(大塚徳明執行役員)」という理由で出荷停止を発表しました。


2商品続いての早急な出荷停止に、一部からは「品薄感の醸成を狙っての品薄商法(故意に品薄状況をつくり、人気があるように見せかける販売手法)ではないか」という疑惑の声があがりました。


これに対し、サントリーは「需要予測を誤った。決して品薄商法などではない」と弁明しています。販売計画や出荷実績などの数値を見る限り、やや控えめながら、極端な品薄が予測されるような生産計画では、確かになかったようです。


サントリーが需要予測を誤った背景には、「商品の知名度は宣伝量とともに徐々に向上する」という、これまでの売り方を踏襲した一方で、「ネットで拡散した情報によって消費者がすぐに行動する」という最近の消費者の購入トレンドを読み切れていなかったことがあると思われます。


販売直後の出荷停止を繰り返すと、スーパーやコンビニなどの小売りは販売で「機会損失」の被害を受けることになり、メーカーへの不信感が積もることになります。サントリーはインターネット時代のマーケティングの在り方について認識を新たにするべきなのかもしれません。


<参考URL>
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4868?page=2
http://toyokeizai.net/articles/-/67103
http://entabe.jp/news/gourmet/8020/discontinue-yogurina

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