デジタルタトゥーがその後の企業活動に与える影響を解説!削除法から対処法まで紹介

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「デジタルタトゥーはどのような悪影響を及ぼすのか」「デジタルタトゥーはどのように対処したら良いのか」を知っておきましょう。
デジタルタトゥーは個人だけでなく、企業にも悪影響を及ぼします。デジタルタトゥーは企業の信用やブランドイメージを低下させることがあります。
本記事では、デジタルタトゥーが発生した際に、その後の企業活動に悪影響を残さないための対応方法をお伝えしていきます。対応に困った際に相談すべき専門家も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

デジタルタトゥーの意味

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まずは「デジタルタトゥー」という言葉の意味を解説します。デジタルタトゥーとは一度インターネット上で広まった書き込みなどが簡単に消せないことを、刺青(タトゥー)に例えた言葉です。
日本では2013年ごろに発生した、若者によるバイトテロ(アルバイト先での悪ふざけをSNSに投稿する行為)によって、デジタルタトゥーが広く知れ渡りました。
インターネット上に公開された内容は誰もが自由にコピーして拡散できてしまいます。そのため、該当する投稿を削除しても、拡散されてしまった投稿内容をネット上から完全に削除することは困難です。
その後、コピーされた投稿の内容は、本人の知らないところで話題に上がったり、拡散されたりするのを繰り返します。一度投稿されてしまった内容はその後、どこまで拡散されてしまうか分かりません。個人も企業もSNSの運用には細心の注意が必要です。

デジタルタトゥーに該当するもの

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デジタルタトゥーにあたるものは様々です。個人のみならず、企業でもデジタルタトゥーが残る可能性があります。そこで本章では、企業に起こるデジタルタトゥーの具体例を解説していきます。
自社でデジタルタトゥーの原因となりそうな要因を持ち合わせていないか、確認してみてください。もし自社に該当する部分があれば、早めの対処が必要です。

1.不適切な発言

1つ目は、従業員の不適切な発言によるデジタルタトゥーです。個人的な情報発信だけでなく、企業としての発言もデジタルタトゥーになってしまう可能性があります。
デジタルタトゥーになる可能性があるのは、以下のような発言です。
・差別
・政治的・信仰的な考え
・悪ふざけ・わいせつな発言
・職務上の機密を漏らす発言
オウンドメディアやSNS上での発言は不特定多数の目に留まるため、悪気はなくても悪評として拡散されてしまう恐れがあります。発言した従業員の立場に関係なく、公表した時点で企業公式の見解となることを念頭に置いておきましょう。

2.個人情報

2つ目は、個人情報に関する投稿で発生するデジタルタトゥーです。個人情報は他人に無闇に公開するべき内容ではないので問題化する場合が多いです。
例えば、以下のような内容がデジタルタトゥーにあたります。
・氏名
・住所
・顔写真
・電話番号
宣伝の一環で従業員の情報をHPなどに掲載する場合、個人情報漏洩問題に発展しないよう気を付ける必要があります。従業員に趣旨を理解してもらい、許可を得た上で掲載しましょう。

3.過去に関する情報

3つ目は企業や個人の過去に関する情報です。デジタルタトゥーに該当するのは次のような情報です。
・関わった事件
・クレーム
・不祥事
・個人の犯罪歴や病歴
企業自体にやましい過去はなくても、従業員の過去の行いが原因で炎上することがあります。たとえ事実と異なる内容でも、多くのユーザーは衝撃性を理由に拡散するかもしれません。そのため、採用前に応募者のSNSをチェックする企業が増えています。

4.誹謗中傷の被害

4つ目は、企業に対して書き込まれた誹謗中傷です。解決したかのように見えても、情報がいつ再注目されるかわからず、再炎上するリスクを抱えることになります。
SNSや匿名掲示板の書き込みを削除するには、時間と労力がかかります。簡単ではありません。企業にとって不利益な情報が、いつまでもインターネットユーザーの目に晒されることになります。

デジタルタトゥーの実例を紹介

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実際に企業が抱えているデジタルタトゥーの例を確認しておきましょう。ここで紹介するのは2016年4月にマクドナルドで起きた事例です。深夜の3時ごろ、マクドナルドの公式Twitterに投稿された書き込みが波紋を呼びました。内容を簡単にまとめると、以下の通りです。
・不毛な打ち合わせに長時間参加している
・上司の機嫌が悪いのは自分のせいなのだろうか
・給料は上がっても人に嫌われることが増えたような気がする
Twitterの管理担当者が、個人で使っているアカウントとマクドナルドの公式アカウントを間違えて投稿したことによる内容だと考えられます。
投稿時間が深夜であるにも関わらず、打ち合わせの最中を思わせるような内容だったため、Twitterユーザーからは同情を含めて注目が集まりました。
その後、マクドナルドは謝罪文を投稿します。原因となった投稿はすぐに削除されましたが、多くのユーザーによって当該投稿のキャプチャーが保存されてしまう結果となりました。さらに事態を解説したネットニュース記事が多く製作されたため、二度と消せないデジタルタトゥーとなってしまいました。

デジタルタトゥーが企業に与える影響

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デジタルタトゥーがインターネット上に残ることは、企業にとって喜ばしいことではありません。デジタルタトゥーは、将来にわたって企業活動に悪影響を及ぼすからです。
ここではデジタルタトゥーが発生した後に起こる影響を解説します。どれもできれば避けたいことばかりです。デジタルタトゥーの影響を知り、恐ろしさを理解しておきましょう。

1.誹謗中傷が繰り返される

デジタルタトゥーが原因で誹謗中傷が繰り返される恐れがあります。一旦、誹謗中傷問題が落ち着いても、いつまたユーザーがその話題に注目するか分かりません。
例えば外食事業を行うワタミ株式会社について、2013年ごろから「ワタミはブラック企業である」という情報が広まりました。当時の従業員による激しい後輩指導の内容が今もなおデジタルタトゥーとして残ってしまっています。その結果、事態が落ち着いた後でも当時を振り返るネットニュースが書かれたり、SNSで誹謗中傷を受けたりしています。

2.顧客からのイメージダウン

デジタルタトゥーによって企業に悪い印象が定着すると、顧客からのイメージダウンにつながります。
例えば、従業員によるいたずら行為が炎上し、デジタルタトゥーとして残ると「従業員の教育ができない会社なのではないか」「行いの悪い従業員が今も働いているのではないか」と誤解を与えます。顧客は不安に思い、その企業の商品を買い控えるかもしれません。
一度浸透した悪いイメージを払拭するのは困難です。信用の回復には手間も時間もかかるでしょう。

3.取引先や銀行からの信頼をなくす

デジタルタトゥーを取引先や銀行が目にすれば、自社への信頼をなくすきっかけになってしまいます。問題を起こしそうな企業と取引をしてしまうと、炎上に巻き込まれたり、融資の回収ができなくなったりする可能性があると疑われてしまいます。
取引や融資の可否を決める際、企業活動の安定性を考慮します。トラブルを避けるために、デジタルタトゥーが目立つ企業とは関係を持ちたくないと思われても仕方がありません。

4.採用がうまくいかない

デジタルタトゥーが原因で採用活動がうまくいかなくなるおそれがあります。就職希望者に悪い印象を持たれてしまい、応募を取りやめられてしまう可能性があります。
就職活動を行うとき、多くの求職者が応募する前にインターネットで企業の評価を確認します。ほとんどの人が安心できる企業で働きたいと考えています。求人に応募する際には過去にトラブルのないクリーンな会社が好まれるのは当然のことです。
応募者が集まらなくなってしまうと企業は安定的な発展をすることができなくなり、企業活動の縮小など二次被害を招いてしまいます。

自社で行えるデジタルタトゥー対応方法

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もし自社に対するデジタルタトゥーが発生してしまったら、なるべく問題が拡大する前に対処する必要があります。完全には消せないかもしれませんが、早急に対処することでその後の被害を最小限に抑えることが可能です。
本章で紹介する4つの対応方法を参考にしてみてください。個人でできるものから、外部に委託するものまで紹介しますので、確認しておきましょう。

1.Googleの検索結果から削除する

Googleの検索結果で上位に自社に対するデジタルタトゥーが表示される場合、削除を依頼することで対処ができます。具体的な依頼方法は以下の2つです。
・個人情報の削除:「Googleから個人情報の削除を依頼するリクエスト」から依頼
・個人情報以外の削除:「Googleからコンテンツを削除する」から依頼
しかし個人情報以外の場合、Googleの定める利用規約やサービスポリシーを優先して削除が判断されます。削除の確実性を高めるために、裁判所命令や仮処分を根拠として示しましょう。

2.サイト管理者に削除を依頼する

掲示板に投稿された書き込みを削除したい場合、掲載先のサイト管理者に削除を依頼しましょう。運営が法人の場合は問い合わせフォーム、個人の場合はメールやSNSで連絡をとるとよいでしょう。
しかし、管理者に依頼をしても、対応してもらえないことがあります。さらに「この会社は不都合な情報を揉み消そうとしている」と悪質な内容で拡散される危険性もあります。今後の企業活動に悪影響を与える可能性があることを考慮しながら、交渉を進めましょう。

3.送信防止措置依頼

デジタルタトゥーの掲載元に依頼しても削除に応じてもらえなかった場合は、送信防止措置依頼を実行しましょう。これはプロバイダ責任制限法に準じた対応を求めるための方法です。
送信防止措置依頼書を作成すれば権利侵害を明確に主張することがでるので、より強力な対応を依頼できます。書類を受け取ったサイト運営者がその後、情報の発信者に意見を伺い、結果によって対応を決める流れとなります。
権利侵害が明らかでない場合には、削除対応を進めてもらえない可能性があるので注意しましょう。

4.法的措置をとる

どうしてもデジタルタトゥーが削除できない場合や、最初から削除の確実性が高い手段を使いたい場合には法的措置をとりましょう。
法的措置で可能な行動には、次のような内容があります。
・発信者情報の開示請求
・情報発信者への損害賠償請求
・名誉毀損などによる刑事告訴
どれも費用や時間のかかる大掛かりな手段です。どうしてもデジタルタトゥーに対処したい場合、検討してみましょう。

デジタルタトゥーを対処する際に相談するべき相手

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デジタルタトゥーへの対応は、個人では難しい場合があります。なぜならデジタルタトゥーが残る範囲はインターネット全体に及ぶので、個人で対処するには限界があるからです。全てを自社で解決しようとはせず、専門的な知識を持っている方を頼るとよいでしょう。
本章ではデジタルタトゥーの対応を相談するべき専門家として、弁護士と専門対策業者について紹介します。相談先を選ぶ際の参考にご覧ください。

1.弁護士

弁護士に依頼することで、法的根拠を示した上での削除依頼や、裁判所を活用する手続きなど、自社でフォローしきれない法的対応のサポートをしてもらえます。法的措置の代理も対応してくれます。
また、対応完了後も顧問として弁護士を雇うことで、再度トラブルに遭った時に対応を依頼することができます。
しかし、弁護士への依頼は費用が膨らんでしまう場合もあります。対応がうまくいかなかったとしても着手金や相談料が必要となります。資金に余裕を持った上で依頼することをおすすめします。

2.専門対策業者

専門対策業はデジタルタトゥーの削除以外の方法を用いて、問題の解決を行ってくれます。デジタルタトゥーがユーザーの目に入らないよう検索結果で表示順位を下げたり、状況分析をしたりしてくれるなど、技術的な対応が可能です。
デジタルタトゥーが今後の企業活動に影響を残さないよう、根本的に問題を解決したい企業は専門対策業者にご相談ください。
しかし、直接的な削除請求や裁判所とのやりとりなどは弁護士にしか認められていない行為です。これらを強みとしてアピールする専門対策業者は「非弁行為」という違法行為を行っていることになります。専門対策業者を選ぶ際には注意しましょう。

専門対策業者に依頼するメリット

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デジタルタトゥーの対応は専門対策業者に依頼することをおすすめします。弁護士が対応しきれない部分をフォローしてくれます。
専門対策業者という言葉を初めて聞いた方もいるでしょう。本章では、専門対策業者を利用するメリットについて解説します。専門対策業者への相談を検討する際の参考にしてみてください。

1.迅速な対応ができる

専門対策業者は問題のヒアリングが出来次第、すぐに対策を実行するので、迅速な対応が可能です。
弁護士に依頼する場合、削除請求などの手続きに相当な時間がかかります。また、自身で削除を依頼した場合、どれくらいの時間で受理されるかは分かりません。時間が経てば経つほど、デジタルタトゥーが拡散されてしまう可能性は高くなってしまいます。
素早い対応でデジタルタトゥーの拡散防止に取り組み、自社に与える悪影響を最小限に抑えましょう。

2.誹謗中傷を防げる

専門対策業者に依頼することでデジタルタトゥーによる誹謗中傷を防ぐことができます。
デジタルタトゥーは誹謗中傷の原因になります。企業にとってマイナスな情報が拡散されてしまいます。
誹謗中傷は早期の対応で広がりを防ぐことができます。対策専門業者に依頼すれば、インターネット上の掲示板などをAIで監視するので、新しく発生したデジタルタトゥーを見逃しません。
早期にデジタルタトゥーを発見できるので、被害が拡大する前に誹謗中傷を防ぐことができます。

3.根本的な問題解決ができる

専門対策業者は依頼主企業が抱えている課題やデジタルタトゥーが発生した経緯を分析し、根本的な原因を見つけることができます。
デジタルタトゥーの原因をなくすことで、問題の再発生を防ぐことができます。デジタルタトゥーによる被害を繰り返さないよう、根本的な解決を目指しましょう。

デジタルタトゥーへの対処は「ブランドコントロール」にお任せください

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デジタルタトゥーの対処にお悩みの際はブランドコントロールに対処をお任せください。「ブランドセキュリティ」というサービスを提供して、企業のブランドイメージをお守りします。
AIでインターネット上を監視し、目視では確認しきれない広い範囲でデジタルタトゥーの兆候をとらえます。影響が拡大する前段階でスピーディ対応するので、デジタルタトゥーによる二次被害を防げます。
また、デジタルタトゥーによって傷ついた企業の信頼を取り戻すサポートも行っています。デジタルタトゥーに限らず、インターネット上のトラブルに悩んでいる方はブランドコントロールにご相談ください。

まとめ

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デジタルタトゥーを放置しておくと二次被害の原因となり、様々な問題に発展してしまいます。企業の意図しないところでデジタルタトゥーのコピーが作成されてしまい、拡散される恐れがあります。
デジタルタトゥーが発生するきっかけを作ってしまったら、なるべく早い段階で対応を行いましょう。
デジタルタトゥーの影響を最小限に抑えるためには、専門対策業者のご利用をおすすめします。ブランドコントロールは、20年以上かけて培った経験でデジタルタトゥーによるトラブルを解決に導きます。
自社のブランド価値やイメージを守り抜くために、できるだけ早い段階でご相談ください。

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