2ちゃんねるへの悪質な書き込みは名誉棄損で訴訟できる?具体的な対処法を解説

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「2ちゃんねるに自社の悪評を書き込まれた」「2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、名誉毀損で訴訟できるのか」このような悩みを抱えていらっしゃいませんか。自社に対する誹謗中傷にあたる書き込みが投稿された場合、どう対応するべきか分からない方も多いでしょう。
そこで本記事では、2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、名誉毀損で訴訟できるかどうかについて解説していきます。2ちゃんねるへの悪質な書き込みを対処してくれる専門家を紹介しますので、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。

2ちゃんねるについて解説

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2ちゃんねるの特徴を理解しておきたいという方がいらしゃるのではないでしょうか。自社に対する悪質な書き込みを対処するには、2ちゃんねるがどのような特徴をもっているのかを知ることが大切です。
本章では、2ちゃんねるについて概要や書き込みの特徴などを解説していきます。2ちゃんねるのイメージが曖昧な方は、本章の内容を参考にしてください。

概要

2ちゃんねるは、インターネット上の掲示板サイトです。1999年に西村博之氏によって開設されました。
毎月数十万人のユーザーが訪れ、書き込みを投稿したり読んだりしています。掲示板サイトとしては、かなりの知名度を誇っていることが特徴です。

書き込みの特徴

2ちゃんねるは、誰でも匿名で書き込みができます。誰でも簡単に書き込みができてしまうため、悪質な書き込みを行うことに抵抗感が少ないと言われています。
2ちゃんねるではカテゴリーごとに板と呼ばれる掲示板が立ち上がります。ひとつの話題に対して盛り上がりやすくなっているため、話題によっては書き込みの内容が過激なものに発展する場合があります。

名誉毀損について解説

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「名誉毀損」という言葉は聞いたことがあっても、具体的な意味は知らない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。名誉毀損とは、他人の評判や社会的信用を傷つけることを指します。
名誉毀損は、刑事事件における名誉毀損罪と民事事件における名誉毀損罪に分かれています。そこで本章では、名誉毀損の見解を民事事件と刑事事件の2項目に分けて解説していきます。

民事事件における名誉毀損の見解

民事事件における名誉毀損罪は民法709条により、「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」と定められています。
この条件は、現実世界で起こる悪口や批判だけでなく、2ちゃんねるなどのインターネット上に投稿された書き込みも対象になります。

刑事事件における名誉毀損の見解

刑事事件における名誉毀損罪は、刑法230条によって「公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、三年以下の懲役若しくは禁錮又は五十万円以下の罰金に処する」と定められています。
刑事事件として名誉毀損罪が成立するには、摘示された内容に「公然性と事実性が認められること」が重要です。公然性とは、不特定多数の人が摘示された内容を認識できる状態を指します。つまり、2ちゃんねるへの書き込みには公然性が認められるということです。
2ちゃんねるへの悪質な書き込みに、公然性と事実性が認められれば刑事事件として名誉毀損罪が成立します。

2ちゃんねるへの悪質な書き込みが名誉棄損で訴訟された実例を紹介

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2ちゃんねるへの書き込みが名誉棄損で訴訟された実例を紹介します。
原告Aはエンジニアとして、ある企業と業務委託契約を結んでいました。契約期間中、業務委託先の従業員である被告B・Cが、原告Aに対する誹謗中傷を2ちゃんねるに書き込みました。
具体的な書き込み内容は下記の通りです。
・Aが女子トイレに入るのを見た
・Aが盗撮した女子トイレの映像がインターネット上に流出している
原告Aは被告B・Cに対して、名誉毀損行為に該当すると主張し、563万円(内訳:慰謝料400万円、弁護士費用100万円、投稿者特定の調査費用63万円)の損害賠償を請求しました。
結果として、上記の書き込みは名誉毀損罪が成立しました。被告B・Cには、173万円(内訳:慰謝料100万円、弁護士費用10万円、書込みの発信者の調査費用63万円)の損害賠償請求が認められています。

自社に対する誹謗中傷を放置するリスク

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2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、早めの対処が必要です。自社に対する悪質な書き込みを放置しておくと、企業が大きなダメージを負ってしまうおそれがあります。事態を悪化させないために、早めの対処が重要になります。
そこで本章では、自社に対する誹謗中傷を放置するリスクを紹介していきます。他社からの信用や売り上げが下がってしまう可能性が高いので、リスクについてしっかり確認しておきましょう。

1.取引先や銀行からの信頼が落ちる

2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものである場合、自社に対する悪評が広まってしまい、取引先や銀行からの信頼を失う可能性があります。
「A社の経営不振が著しい」といった投稿が2ちゃんねるに書き込まれた場合、悪質な書き込みを見た取引先や銀行は、A社に対してマイナスの印象を抱くでしょう。その結果、他社から取引を止められたり、銀行から融資が受けられなくなったりする可能性があります。
安定した企業経営を目指すのであれば、自社に対する悪評を流されないように注意する必要があります。

2.売り上げが減少する

誹謗中傷を受けたことによって、売り上げが減少する場合があります。2ちゃんねるへの悪質な書き込みによって、消費者のイメージが悪くなり、不買運動に繋がってしまうようなこともあるでしょう。
2ちゃんねるに自社の製品に対する批判的な内容を書き込まれた場合、その書き込みを読んだ2ちゃんねるユーザーは、製品にマイナスな印象を持ってしまうでしょう。その結果、製品の購入を控える人が多くなり、売り上げが減少してしまうかもしれません。
また、取引先とのビジネスが終了してしまい、売り上げが減少するといったこともあるでしょう。

3.退職者が増加する

2ちゃんねるへの悪質な書き込みを放置することは、退職者が増加してしまうリスクにもつながるおそれがあります。評判の悪い企業で働き続けたいと思う社員がいるのでしょうか。
退職者が増えれば人手不足に陥ります。その結果、1人あたりの業務量が増え、さらなる退職者の増加につながってしまいます。
安定した経営を行うために、2ちゃんねるへの悪質な書き込みには早急に対処しましょう。

4.採用活動に悪影響を及ぼす

2ちゃんねるへの悪質な書き込みは、自社の採用活動に悪影響を及ぼします。なぜなら評判が悪い企業に就職したいと思う求職者は少ないためです。
具体例として「長時間労働の慢性化」「ブラック」などの書き込みが挙げられます。2ちゃんねるに書き込まれた投稿を見た就職希望者は、応募を辞めてしまう可能性があるので、早急に対処が必要です。
悪質な書き込みを放置してしまうことで、採用活動にも影響が出てしまいます。

5.書き込みがインターネットネット上に残る

2ちゃんねるへの書き込みはインターネット上で永久的に残るリスクがあります。
2ちゃんねるへの書き込みは、自動的に削除されません。そのため、2ちゃんねるへの悪質な書き込みが数年前に投稿されたものだとしても、いつどこでユーザーの目に触れるか分かりません。悪質な書き込みは放置せずに、見つけ次第迅速に対応することが大切です。

2ちゃんねるでのトラブルを自社で解決することが困難な理由

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2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、名誉毀損罪として訴えることができます。ただ、訴訟を起こすのは簡単ではなく、再度自社に対する悪質な書き込みが行われる可能性があります。
本章では、2ちゃんねるでのトラブルを自社だけで解決することが困難な理由を解説します。2ちゃんねるでのトラブルを根本的に解決したいと考えている方は、ぜひ本章の内容を参考にしてみてください。

1.名誉棄損罪として訴訟するには手間がかかる

2ちゃんねるへ書き込まれた誹謗中傷を、名誉毀損罪として訴訟するには手間がかかります。
名誉毀損罪として訴訟するには、2ちゃんねるへ書き込みを行った人物を特定するところから始めなければなりません。2ちゃんねるの管理者やプロバイダーに情報開示請求を行う必要があり、非常に時間がかかってしまいます。また、情報開示請求は必ず通るとは限りません。
普段の業務を行いながら、訴訟する準備を進めるのは非常に難しいでしょう。

2.再び2ちゃんねるに悪評が書き込まれる

名誉毀損罪が成立し、悪質な書き込みを削除できたとしても、自社に対する誹謗中傷が再び2ちゃんねるに書き込まれる可能性があります。なぜなら、別の投稿者が悪評を投稿する場合があるためです。
自社に対する悪評が2ちゃんねるへ書き込まれる度に名誉毀損罪として訴訟を起こしていては、対処にかなりの手間と労力がかかってしまいます。
いたちごっことならないよう、根本的な対策が必要です。

2ちゃんねるへの悪質な書き込みを対処してくれる専門家

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2ちゃんねるへの悪質な書き込みはどのように対処したら良いのでしょうか。前章でも紹介しましたが、悪質な書き込みを自社で対処するには限界があります。正しい対策法を取る必要があるでしょう。
結論から言うと、2ちゃんねるへの悪質な書き込みの対処は専門家に依頼することをおすすめします。
この章では、2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、相談したい専門家を紹介します。それぞれの専門家のメリットやデメリットなどを解説するので、参考にしてください。

1.弁護士

弁護士は2ちゃんねるへの自社に対する悪質な書き込みに対して、法的根拠にもとづいた削除申請や名誉毀損罪の訴訟が可能です。
しかし、弁護士に自社に対する悪質な書き込みを、名誉毀損罪として訴える依頼をするには高額な費用がかかる場合があります。相談料や着手金、報酬金などを含めると、約45万円必要だと言われています。2ちゃんねるへの悪質な書き込みが起こる度に弁護士に訴訟の依頼をしていては、企業の大きな負担になってしまう可能性があります。

2.専門対策業者

2ちゃんねるへの悪質な書き込みを解決するなら、専門対策業者への依頼がおすすめです。
専門対策業者は弁護士と異なり、名誉毀損で訴えることはできませんが、発生した問題の再発防止効果が期待できます。そのため、2ちゃんねるへの悪質な書き込みが原因で発生したトラブルの根本的な解決に繋がるでしょう。

悪質な書き込みを対処するなら専門対策業者がおすすめ

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2ちゃんねるへの書き込みが自社にとって悪質なものであるとき、専門対策業者に対策を相談することをおすすめします。
弁護士に依頼すると、起訴することはできますが、相談料や着手金などの金銭的な負担が大きくなる場合があります。専門対策業者であれば、2ちゃんねるでの問題を根本的に解決することができます。
本章では、専門対策業者の依頼するメリットを紹介していきます。2ちゃんねるへの悪質な書き込みに悩んでいる方は、ぜひ判断材料にしてください。

1.問題を迅速に解決できる

専門対策業者のメリットは、2ちゃんねるへの悪質な書き込みが起こす問題を迅速に解決できることです。また、専門対策業者に依頼をすることで、自社で対処する手間も減らすことができます。
2ちゃんねるへの悪質な書き込みを対処するには、名誉毀損罪が成立する証拠を集めたり、書き込みを行った人物を特定したりする必要があります。日々の業務を行いながら訴訟の準備をすると、悪質な書き込みの対処が後回しになってしまう可能性があります。
迅速に対処するために、専門対策業者への依頼を検討しましょう。

2.トラブルの原因を解明できる

専門対策業者は2ちゃんねるを始めとしたインターネット上の問題に関するプロです。なぜ2ちゃんねるへ自社に対する誹謗中傷が書き込まれたのかという原因を解明してくれます。さらには問題を再発させないための対策を立案・実施することができます。
悪質な書き込みが行われた原因が明らかになれば、問題を事前に防げる可能性があります。起こってしまったトラブルの解決も大切ですが、2ちゃんねるへの悪質な書き込みを防止することも重要です。

3.悪質な書き込みを早期発見できる

専門対策業者は、2ちゃんねるへの悪質な書き込みを早期発見できるというメリットがあります。自社に対する誹謗中傷は早めの対処が必要ですが、自社の従業員が24時間365日監視を行うことは不可能に近いと言えるでしょう。
一方、専門対策業者はネット上を常時監視できるので、2ちゃんねるに自社の悪質な書き込みが行われた際、早期発見できます。問題が大きくなる前に2ちゃんねるへの誹謗中傷問題を対処できることは、専門対策業者に依頼するメリットだと言えるでしょう。

2ちゃんねるでの問題を解決するなら「ブランドコントロール」にお任せください

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2ちゃんねるへの悪質な書き込みを対処するなら、ブランドコントロールにご相談ください。
弊社の強みは、AIを使用した「ブランドセキュリティ」というサービスによって、事態を解決に導けることです。「ブランドセキュリティ」に搭載されたAIは、Googleのアルゴリズムを常に監視しています。Google検索エンジンの傾向や動向を予測しやすくなっており、トラブルの再発防止にも効果的です。
また企業のイメージや価値を向上させるためのサービスである「ブランドリフティング」の提供も行っています。インターネット上の問題を解決に導くなら、ぜひブランドコントロールにお任せください。

まとめ

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2ちゃんねるへ悪質な書き込みは、条件を満たすことで名誉毀損罪として訴訟できます。しかし、名誉毀損罪として訴訟するには手間がかかる上に、自社に対する悪質な書き込みが再度投稿されてしまう可能性があります。
2ちゃんねるへの悪質な書き込みによる問題を根本的に解決するには、名誉毀損罪として訴訟するだけでは不十分です。掲示板サイトへの悪質な書き込みが行われないように対策することが大切です。自社に対する悪質な書き込みによる問題を根本的に解決したいなら、専門対策業者への依頼をおすすめします。
2ちゃんねるへの悪質な書き込みでお悩みの企業は、ブランドコントロールにご相談ください。貴社の価値やイメージをお守りすることをお約束いたします。

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