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誹謗中傷の時効は何年?被害に遭ったら取るべき行動を解説

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「誹謗中傷に時効はあるのだろうか」「時効内に誹謗中傷を解決するためにはどのような行動をとるべきなのだろうか」などを知っておきたいと思いませんか。

匿名掲示板やSNSが生活に浸透し、誰もが簡単に情報発信を行えるようになりました。しかし、一部では誹謗中傷に該当する書き込みが増えており、問題視されるようになっています。悪質な誹謗中傷に法的な処罰を望むなら、時効が来る前に行動を起こして、適切な対応を進めることが重要です。

この記事では、誹謗中傷に関する各罪の時効について解説します。誹謗中傷被害の対応策を併せて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

誹謗中傷が自社にもたらす悪影響

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誹謗中傷の被害に対応するべきか迷っておられませんか。誹謗中傷は初期段階でしっかり対応しなければ、自社に悪影響をもたらします。
ここでは、誹謗中傷が原因で起こる自社への悪影響について解説します。被害が小規模であるうちに解決すべきことばかりなので、ぜひ確認してください。

1.顧客離れにつながる

誹謗中傷が原因で顧客離れを引き起こします。なぜなら、誹謗中傷は自社のイメージを傷つける原因になるからです。

購入を考えている商品の評判を調べたときに「この商品は買うべきではない」「どうせすぐに壊れる」といった書き込みを目にすると、ユーザーの購入意欲は低下するでしょう。また、新規ユーザーが定着化しなかったり、既存のユーザーが別の商品を購入したりすることにもなります。

顧客が離れてしまうことによって売り上げは減少してしまいます。

2.従業員が精神的ダメージを受ける

誹謗中傷は、従業員に精神的なダメージを与える場合もあります。なぜなら、従業員を対象とした誹謗中傷に発展する可能性もあるからです。

最悪の場合、実名や顔写真といった個人情報が流出してしまうおそれもあります。それがエスカレートすると、従業員の私生活や家族にまで危害が及ぶことになります。

悪質な誹謗中傷は従業員を不安にさせ、働くことへのモチベーションを下げてしまうだけでなく、従業員が退職を検討してしまう原因になることもあります。

3.与信が傷つく

誹謗中傷が原因で、自社の与信に傷が付いてしまうこともあります。与信とは、支払い能力に関する信用のことです。

誹謗中傷を受けている場合、「トラブルを抱えている企業とは関わりたくない」と銀行や取引先に感じさせてしまうことになります。そうなると誹謗中傷を受けていない企業との取引が優先されることになり、自社の商談が滞ってしまいます。

取引先や銀行との付き合いが減ると、経営状態の悪化を招くことになります。

誹謗中傷に関する刑事上の時効

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誹謗中傷を放置すると、自社の存続を揺るがすような悪影響が及ぶこともあります。悪影響による被害が拡大する前に対応することが重要です。しかし、時効を迎えると起訴できなくなり、犯人を法的に問うことが難しくなります。

本章では、刑事事件上における各罪の時効を解説します。対応の遅れで時効を迎えることがないよう、確認してみてください。

1.名誉毀損罪

名誉毀損罪とは、不特定多数のユーザーに対して、内容がまるで事実であるかのように誹謗中傷するような内容を語ることで、名誉を傷つけることです。名誉とは社会的評価を意味しています。

誹謗中傷などを匿名掲示板やSNSに書き込まれると、誰もが閲覧できる状態になるので、不特定多数への公開となります。

名誉毀損罪に該当するのは「この会社では違法行為を行っている」「パワハラが横行している」といった誹謗中傷です。嘘の内容であっても、閲覧したユーザーに事実と勘違いされる可能性があるので、名誉毀損罪となります。

名誉毀損罪の時効は3年、告訴期限は6カ月です。

名誉毀損罪は親告罪に分類されます。親告罪とは、被害者による被害の訴えがなければ捜査が始められない罪のことです。時効の3年を過ぎていなくても、6カ月以内に告訴状が受理されないと刑事事件として処罰を求めることができなくなってしまうので注意しましょう。

2.信用毀損罪

信用毀損罪とは、意図的に嘘の情報を拡散させ、経済面などの信用を低下させることです。名誉毀損罪とは異なり、原因となった悪評が真実である場合には適用されません。また、信用毀損罪の対象は企業や個人には限られず、商品の品質における信用低下などにも併せて適用されます。

信用毀損罪に該当するのは「この企業はもうすぐ潰れるから贔屓にしても無駄だ」「この商品は違法な材料を使っている」といった誹謗中傷です。このような嘘の書き込みは、経済や品質に関する信用を低下させます。

信用毀損罪の時効は3年です。信用毀損罪は親告罪ではないので、告訴期限は存在しません。そのため、被害者による被害の訴えがなくても、客観的に被害が認められれば捜査を行ってもらえる可能性があります。

3.脅迫罪

脅迫罪とは、相手を脅すことで畏怖させる行為のことです。脅迫被害の対象は、本人とその親族に限られています。

また、脅迫する対象は次のように定義されています。

・生命
・身体
・自由
・名誉
・財産

例えば、「殺すぞ」という書き込みは、生命への脅迫です。脅迫した内容を犯人が実行しなくても、脅迫罪に該当します。

脅迫罪の時効は3年です。また、親告罪ではないので告訴時効の制限はありません。時効については、信用毀損罪と同様であると覚えておきましょう。

4.侮辱罪

侮辱罪とは不特定多数のユーザーに伝わる条件で、主観的な感情によって相手の名誉を傷つけることです。「バカ」「ブス」といった相手に屈辱を与える言葉が侮辱罪に該当します。

侮辱罪の時効は1年、告訴期限は6カ月です。告訴期限は名誉毀損罪と同様ですが、時効までの期間が短いので注意しましょう。

誹謗中傷に関する民事上の時効

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誹謗中傷に関する罪は、民事事件として取り扱うことによって損害賠償を求められます。民事事件では、誹謗中傷の被害を不法行為として訴えます。不法行為に該当するのは、本記事でこれまで紹介してきた全ての罪です。

不必要な情報公開に適用されるプライバシー権の侵害は、刑法によって明文化されていないので、刑事事件では取り扱うことができません。犯人への責任を追求するのであれば、民事上の不法行為として扱ってもらうことになります。

各罪の民事時効は3年間です。民事事件における時効は、災害などの特殊事情があると中断されます。しかし、除斥期間という20年の期間が経過すると、損害賠償の権利が消滅するので注意しましょう。

時効内に誹謗中傷の犯人を書類送検した事例

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ここでは、時効内に誹謗中傷の犯人を書類送検した事例について紹介いたします。誹謗中傷の被害に遭ったのは、お笑いタレントのスマイリーキクチさんです。

スマイリーキクチさんが受けた誹謗中傷は名誉毀損罪や脅迫罪に該当しました。中には「スマイリーキクチさんが女子高生コンクリート詰め殺人事件(1989年)の犯人である」といった悪質な書き込みが含まれていたと言われています。

誹謗中傷の書き込みには数十人が関与していたと考えられ、そのうち18名が書類送検されました。このような誹謗中傷による一斉摘発は、スマイリーキクチさんの件が全国初とされています。

時効以外に気をつけるべきである「ログの保管期限」とは

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誹謗中傷で処罰を求める際、時効以外で「ログの保管期限」に気を付けなければいけません。ログとは、誹謗中傷を書き込んだ人物に関する情報のことです。各Webサービスやプロバイダーがそれぞれログを保管しています。

ログは誹謗中傷の犯人を知るための重要な手がかりとなりますが、各社で設定している保存期間の上限は異なるため注意が必要です。例えば、NTTドコモのログ保存期間は93日と、短めに設定されています。

ログの保管期間を過ぎていると、誹謗中傷に該当する書き込みを発見した時にはすでにログを確認できなくなっていたといった事態に陥ることも考えられます。保管期限のうちに犯人の情報を特定できなければ、損害賠償請求などを行うのは難しくなります。

誹謗中傷対策で困った際に取るべき行動

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誹謗中傷の被害に遭ったら、できる限り早い行動をとる必要があります。時効を迎えたりログの保管期限を過ぎたりすると、起訴などを行うのが困難になります。

ここでは、誹謗中傷で困った際に企業側が取るべき行動を解説します。中には費用をかけることなく対策できることがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.証拠を保存する

誹謗中傷に該当する書き込みを見つけたら、証拠を保存しましょう。投稿者が書き込みを削除してしまう可能性があるからです。該当の投稿が残っていないと、被害の証明はできません。

書き込みをプリントアウトしたり、スクリーンショットを撮ったりして、証拠を残しておきましょう。日付やURLが分かる状態で保存することが重要です。

2.削除請求を行う

書き込みの証拠を保存できたら、書き込みを管理するWebサービスに削除依頼を行いましょう。不特定多数のユーザーが閲覧できる状態を改善し、誹謗中傷のコピーや拡散を防ぐために削除依頼が必要です。

各社で問い合わせフォームを用意していますので、案内に沿って削除の必要性を主張します。その際、誹謗中傷が該当する表現や、侵害された権利名を明らかにした上で削除を求めましょう。

3.警察へ告訴する

誹謗中傷を書き込んだ犯人に対して刑事的な処罰を与えたい場合、警察へ告訴状を提出しましょう。告訴状が受理されると捜査が始まり、逮捕や起訴を経て裁判に至ります。

誹謗中傷で罪に問えるのかなどの不安などがあれば、警察への相談も検討しましょう。警察署に足を運ばなくても、警察相談専用電話(#9110)やサイバー犯罪相談窓口で被害の相談が可能です。

状況によって行動案や相談窓口を提案してくれますので、まずは気軽に相談してみましょう。

4.弁護士へ相談する

弁護士に相談すると、法的な根拠を伴った削除依頼が可能になります。

Webサービスへの削除依頼は必ず受理されるというわけではありません。しかし、弁護士が明確に権利侵害を主張すれば、Webサービス側が削除に応じてくれる可能性が高まります。

さらに弁護士は、誹謗中傷の犯人に損害賠償請求するための情報開示請求なども行えます。弁護士の利用には費用や時間がかかりますので、資金に余裕を持って依頼を行いましょう。

5.専門対策業者へ依頼する

専門対策業者は、誹謗中傷の根本的な解決をいたします。

専門対策行業者は逆SEOによる技術的対応が可能です。逆SEOとは、誹謗中傷にあたる書き込みが検索結果の上位に表示されないよう、ポジティブなWebページを上位表示させるための施策です。

ポジティブなWebページが検索結果の上位に表示されれば、誹謗中傷を含む書き込みの掲載順位が相対的に下がる仕組みです。

他にも、企業側が置かれている状況に合わせて様々な施策を実行できます。高い費用をかけることなく誹謗中傷を解決したい方は、専門対策業者への依頼を検討しましょう。

誹謗中傷の対応を専門対策業者へ依頼するメリット

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誹謗中傷の被害に遭ったら刑事・民事の両方で責任を追及できます。しかし、時効内に手続きを済ませなければ処罰や損害賠償請求を行うのは難しくなります。

誹謗中傷の被害にお悩みの方は、専門対策業者への依頼がおすすめです。状況に合わせてあらゆる角度から対策を行います。本章では、専門対策業者に誹謗中傷対策を任せるメリットを解説いたします。

1.対応を一任できる

専門対策業者は、責任を持って誹謗中傷への対応を実行します。実行の際は全て担うので、依頼者側の手間がかかることはありません。

インターネットや法律に関する専門的な知識がない方でも問題ありません。自社の業務を疎かにすることなく、誹謗中傷を解決に導けます。

2.被害にいち早く気づける

専門対策業者は、インターネット上の巡回を行っているので誹謗中傷の被害をいち早く発見することができます。

本来の業務をこなしながら自社でインターネット上の風評監視を行うのは難しいでしょう。状況によっては誹謗中傷対策専門の人材を雇わなければなりません。

専門対策業者は、誹謗中傷の早期発見から対応策の実行まで全てを代行します。被害の拡大を防ぐためにも、専門対策業者へ対応を任せましょう。

3.再発を防げる

専門対策業者は、原因を追及し、課題に合わせた対応策を提案・実行するので、誹謗中傷被害の再発を防ぐことができます。

誹謗中傷の被害は、根本的に解決しないと再び繰り返す可能性があります。被害を未然に防ぎ、安心して営業活動を行いましょう。

誹謗中傷への対策を行う際は「ブランドコントロール」へお任せください

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誹謗中傷への対策を行う際は「ブランドコントロール」にお任せください。

「ブランドコントロール」ではAIを用いた「ブランドセキュリティ」を提供しています。Googleのアルゴリズムを分析し、誹謗中傷の発生を見逃しません。人力の監視体制で起きてしまうヒューマンエラーをなくし、より素早い対応を行います。

また、誹謗中傷による自社のイメージを改善させるための「ブランドリフティング」による対応も可能です。誹謗中傷にお困りの方は「ブランドコントロール」へぜひご相談ください。

まとめ

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時効内に行動しても、裁判で違法性が認められなかったり、誹謗中傷の被害が繰り返されたりするため、確実に問題が解決できるとは限りません。

誹謗中傷による被害を根本的に解決したいのであれば、専門対策業者への依頼がおすすめです。専門対策業者にご依頼いただければ、原因ごとに適切な対応策を実行いたします。

どの専門対策業者へ対応を任せるべきかお悩みなら「ブランドコントロール」をぜひご利用ください。誹謗中傷への根本的な対策はもちろんのこと、再発防止策を併せて実行いたします。

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